シャワーカーテンが臭い…
しばらくシャワーカーテンを使っていると、臭ってくることが結構あります。
体を洗っているそばで悪臭がするのはイヤですよね。
また、においだけでなくぬめりも発生したり…
このシャワーカーテンに発生しがちな臭いの対策についてお伝えしていきます。
シャワーカーテンの臭い取りの仕方
シャワーカーテンがなんか臭くなってきた…
生乾きのような、ちょっと酸味があるようなイヤな臭いです。
やっぱりお風呂は清潔がいいですから、このニオイ、消したいですよね!
原因はシャワーカーテンに付いた皮脂やせっけんカスに繁殖した雑菌。
この雑菌たちによって悪臭を放つシャワーカーテンになってしまっています。
臭いを取る為に必要な事は、シャワーカーテンの消毒です。
という事で、さっさとシャワーカーテンの臭い取りをしてしまいましょう。
私がやった方法をご紹介しますね。
シャワーカーテンの消臭の仕方
■用意するもの
・塩素系漂白剤(キッチンハイターやカビキラーでOK)
・ゴム手袋
■やり方
①シャワーカーテンを外して浴槽に入れます。フックはカーテンから外して下さい。
②塩素系漂白剤を入れます(量は液体のハイターならキャップ4杯、スプレーなら25回分)
③水をシャワーカーテンがひたひたになるまで入れます。※お湯はダメです。
④そのまま30分程つけ置きします。
⑤30分経ったら水を抜いて、シャワーカーテンをよく水で洗い流します。
⑥シャワーカーテンをしっかり乾燥させれば完成!
ほら、簡単。
ニオイが気になってきたら天気がいい日にやるといいですよ。
シャワーカーテンを漂白剤につける時の注意点
塩素系漂白剤を使ってシャワーカーテンを消毒する時には2つの注意点があります。
それがコチラ。
①お湯は使わない!
シャワーカーテンをつけ置きする時、お湯を使えば効果が高そうですがこれは止めて下さい。
お湯をつかうとあの塩素のニオイが立ち上り、体調が悪くなってしまうからです。
なので必ず水でつけ置きして下さいね!
②浴槽が大理石やホーローの場合は不可!
大理石やホーローは塩素系に弱いので、塩素系の漂白剤を使うと浴槽が傷んでしまいます。
もし大理石やホーローの浴槽の場合は、大きなバケツや洗濯機の中でつけ置きするといいです。
また、塩素系が使えないならオキシクリーンなどの酸素系漂白剤なら使えるのでは?と思いますよね。
確かに塩素系より消毒の効果は低くなりますが一応使えます。
しかし!
酸素系漂白剤も注意が必要です。
シャワーカーテンのフックをかける部分や記事に金属が使われていると、酸素系漂白剤によってその部分がボロボロになります。
シャワーカーテンの素材の繊維に金属が混ざっているか確認するのは難しいですので、ここは使わない方がベターです。
シャワーカーテンを乾燥させる事が大事!
塩素系漂白剤でつけ置きした後は、しっかりとシャワーカーテンを乾かす必要があります。
雑菌は濡れた状態だと繁殖しやすいですし、カビも生えやすいです。
ですので最後にしっかり乾燥させて下さい。
出来るなら天気のいい日に消毒して外に干すのが一番です。
しかし、タイミングや環境からなかなか外干しできない事もありますよね。
その場合はシャワーカーテンを拭いて水気を取り、バスルームの換気をしっかりして乾かして下さい。
ユニットバスでのシャワーカーテンの乾かし方はこちら↓に詳しく記載しましたので、ご覧になって下さいね。
シャワーカーテンは洗濯機で洗えるの?
バスタブでシャワーカーテンを漂白剤でつけ置きする方法をご紹介しましたが、洗濯機で丸洗い出来たらもっと簡単そうですよね。
脱水もできるし…
実は、シャワーカーテンは素材によっては洗濯機で洗えます。
一言でシャワーカーテンといっても色々な素材の物があります。
布のような柔らかい素材のものだったり、ビニール製だったり。
使われている素材によっては洗濯機で洗えます。
シャワーカーテンがポリエステルなどの柔らかい布素材であれば、洗濯機で洗う事ができます。
対して塩化ビニル樹脂やビニールなどの固いシート状のものは洗濯機は使えません。
固いシート状の素材のシャワーカーテンを洗濯機で洗うと洗濯機が傷む可能性があります。
また、シャワーカーテン自体も切れたり穴が開く可能性が…
脱水時に洗濯機も大暴れしそうです。
ですので、塩化ビニル樹脂やビニールなどのシャワーカーテンは洗濯機で洗わず浴槽でつけ置きして下さいね。
シャワーカーテンの洗濯機での洗い方
柔らかいポリエステルの布製のシャワーカーテンを洗濯機で洗う場合も、基本的にバスタブにつけ置きするやり方と同じです。
洗濯機にシャワーカーテンと塩素系漂白剤を入れて、30分つけ置きしてから洗うだけです。
塩素系漂白剤は衣類用でなくキッチン用の物で大丈夫です。
量は水24リットルに対し液体の台所用塩素系漂白剤キャップ4杯が目安ですよ。
シャワーカーテンを洗濯機で洗う時の注意点
塩素系漂白剤を洗濯機で使う時にも注意点があります。
それは、洗濯槽の汚れが出て来てシャワーカーテンに付いてしまう可能性があるという事です。
実は塩素系漂白剤は、あの『洗濯槽クリーナー』と同じ成分なんです。
洗濯槽をつけ置きしておくと、あの黒いワカメみたいな汚れが取れるやつです。
なのでシャワーカーテンをつけ置きしていると洗濯槽の裏側の汚れが浮き上がってくる事があるという…
塩素系漂白剤を使ってシャワーカーテンを洗濯機で洗うなら、事前に洗濯槽を洗浄しておくといいと思われます。
最後に
シャワーカーテンの臭いを予防するには、シャワー後に毎回シャンプーやせっけんの泡をきれいに流して乾燥させる事です。
しかし、それでもいつかは臭いが発生する事があります。
その時は今回ご紹介した漂白剤つけ置きでスッキリきれいに臭い取りして下さいね!