シャワーカーテンはユニットバスには欠かせないアイテム。
防カビ加工されている物もあります。
しかし、時が経つにつれポツポツと黒いカビが発生!
ひどいと下の方を中心に一面に黒カビが広がります。
このカビを掃除してきれいにしたい!
今回はシャワーカーテンのカビの落とし方を実践して便利だったアイテムとその後のカビ予防についてお伝えします。
シャワーカーテンのカビの落とし方
ワンルームや1Kの部屋だと、かなりの確率で洗い場のないユニットバスですよね。
ここに欠かせないが水の飛び散りを防ぐシャワーカーテン。
おしゃれなのを使っている人もいますよね。
そのシャワーカーテン、結構カビが生えやすいもの。
気付くとポツポツ黒カビが発生しています。
体を洗う為のお風呂ですから、カビだらけのシャワーカーテンだと気分が悪いですよね!
そんなシャワーカーテンのカビの取り方はこうです。
・カビ取り用漂白剤
・掃除用ブラシ(ポツポツのカビなら歯ブラシでもOK)
■カビの落とし方
①シャワーカーテンを外して空の浴槽に広げます
②カビが生えている面に思いっきりカビ取り用漂白剤を吹き付けます。
③しっかり換気しながら30分放置。
④ゴム手袋をして、ブラシでカビをこすり落とします。
⑤シャワーでカビ取り用漂白剤をしっかり流します。
⑥仕上げに50℃以上のお湯を1分30秒以上かけ、しっかり乾燥させたら終了!
シャワーカーテンカビ掃除のポイント
実際カビ掃除をやってみて、このカビ取り掃除にはいくつかポイントがある事に気付きました。
それもご紹介しますね。
カビ取り用漂白剤はしっかり吹き付ける!
正直言って一面にカビが生えた場合、カビはかなり落としにくいです。
カビ取り用漂白剤をシュッシュッと軽く吹き付けただけでは落ちません。
なのでカビ取り用漂白剤は多めに!
思いっきり!
しっかり確実にカビに密着させるように吹き付けて下さい。
ブラシでこする時は一定方向に!
カビをブラシでこすって落とすのですが、シャワーカーテンの目地に沿って一定方向にこすって下さい。
ゴシゴシとあらゆる方向にこすったり、クルクル円を描くようにこするよりも落ちやすいと感じましたので、目地に沿って一定方向にこする事をオススメします。
50℃以上のお湯を90秒以上かける!
なぜ仕上げに50℃以上のお湯を90秒以上かけるかというと、カビにトドメを刺す為です。
ほとんどのカビは熱に弱く、50℃以上で死にます。
漂白剤だけでもカビはきれいになりますが、この先の予防の為にお湯の熱でもカビをやっつけておきましょう。
最後にしっかりと乾かす!
せっかくカビ取りをしても、シャワーカーテンが濡れたままだとまたカビが生えてしまいます。
なので掃除をしたらシャワーカーテンをしっかり乾燥させて下さい。
出来れば外に干して完全に乾かしてしまうといいです。
外に干せない場合は洗ったシャワーカーテンをタオルなどで拭いて水気を取ります。
そしてシャワーカーテンを広げて浴室の換気扇を回し、ドアも開けて通気をよくしておきます。
浴室の入り口から扇風機で風を送ると更にいいですよ。
シャワーカーテンのカビを落とすのに便利なアイテム
広い範囲でカビが生えた場合は先程のやり方でいいのですが、ポツポツ生えたカビならそこまで大掛かりな掃除をしなくてもよさそうですよね。
この写真のように…
私はそう考えて、シャワーカーテンを吊るしたままスプレーのカビ取り用漂白剤を吹き付けてみました。
しかし、これだと落ちませんでした。
泡状の漂白剤だと垂れてしまうせいか効果無し。
どうしたものか…と考えていたところ、ドラッグストアである物に出会いました。
それは、ゴムパッキン用カビ取り剤!
これをシャワーカーテンに2、3個ポツポツと点のように発生した黒カビに塗って、放置してから歯ブラシでこすったら落ちました!
これは便利!
泡で出てくるスプレータイプだと吹き付けた瞬間ダラ~と垂れてしまいますが、ゴムパッキン用カビ取り剤はジェル状なので垂れにくいんですね。
もちろんシャワーカーテンを吊るしたままなので垂れましたが、密着度が違うというか。
シャワーカーテンを外してからゴムパッキン用カビ取り剤をつけた方がピンポイントでカビを狙えますよ!
シャワーカーテンのカビ予防
バスルームのシャワーカーテンにカビが発生すると気分が悪いし、カビ取りの掃除もめんどくさい。
ですのでカビを落とした後は、この先発生しにくくする防カビ対策を取るといいですね。
カビ予防で心がけたい事は以下の5つです。
シャワーカーテンは毎回しっかり洗い流す
体を洗いますから、シャワーカーテンにはシャンプーやせっけんの泡が飛びます。
それだけでなく液体の原液のままのボディソープとかが付いている事も。
皮脂もありますし…
こういったものは全てカビの好物。
ですので、毎回体や頭を洗い終わったらシャワーカーテンにお湯をかけてきれいに洗い流すようにして下さい。
最後に冷水をかける
お湯をかけてせっけんの泡などをきれいにしたら、冷水をシャワーカーテンとバスタブにかけておくといいですよ。
これはなぜかと言うと、冷水をかけて浴室内の温度を下げておくとカビが生えにくくなるからです。
やっぱりカビは暖かくて湿った所が大好き。
夏場は気温が高いので難しいですが…他の季節なら冷水をかければバスルーム内の温度が下がりますから、カビ予防にやっておく甲斐はありますよ。
シャワーカーテンは広げて重ねないようにする
こういう表現でいいのか悩みますが…
シャワーカーテンを開けた状態(要するに折りたたんだ状態)にせず、広げて通気性をよくしておきます。
通気性が悪く湿気がこもるとカビが生えやすい…
カーテンが折りたたまれていると、やっぱり重なった部分は空気の通りが悪いです。
そしてそこからカビが発生しやすくなります。
なので、シャワーカーテンは広げて乾かすようにして下さいね。
そしてカビが生えやすいシャワーカーテンの下の部分。
ここはバスタブと接触しているので湿気が溜まりやすくカビやすいです。
この部分ですが、特にカビが生えやすい梅雨は洗濯ばさみで止めて浴槽と接触しないようにして乾かすようにするといいですよ。
面倒臭いんですけどね。
浴室をしっかり換気
シャワーカーテンをつけるのはワンルームや1Kの部屋のユニットバスである事が多いです。
こういう部屋のバスルームって窓がないんですよね…
なので換気するには換気扇を回しておくしかないです。
そしてせめてバスタブやシャワーカーテンが乾くまではドアも開けっ放しにしておきましょう。
先程もご紹介しましたが、扇風機があれば入口から扇風機で風を送ると更に乾きやすくなりますよ。
一週間に一度50℃以上のお湯をかける
シャワーカーテンのカビ取りの仕上げに50℃以上のお湯をかけましたが、これはカビ予防にも効果がある方法です。
一週間に一度、シャワーカーテンに50℃以上のお湯を5秒以上かけます。
予防の時は90秒でなく5秒でOKですよ。
なぜ一週間に一度かというと、カビは胞子が付着してカビに育つまでの期間が一週間から10日です。
この胞子がカビになる前にお湯で退治しておけばカビは生えにくくなります。
簡単にできますから、火傷に注意してやっておくといいですね。
※もし50℃以上のお湯が出ない設定になっているなら、定期的に塩素系の漂白剤を薄めた水につけ置きして消毒するのもアリですよ。
最後に
カビはポツポツ生えた程度なら落としやすいです。
でも、シャワーカーテンは下の方に一面にカビが生えてしまいがちです。
これをご紹介したやり方で落とそうとしてもカビが落ちない事もあります。
そうなったら捨てて新しい物を買った方が早いです。
そして新しいシャワーカーテンを取り付けたら、出来るだけカビが生えないように予防するようにしたいですね!
以上、シャワーカーテンのカビ取りについてでした。